2018-01-23 「ベーシック圏論」に関するメモ その3 圏論 21ページ 同じ対象に移る関手 順序関係間の関手 22ページ 忘却関手は圏論の言葉で定義できる? 21ページ 同じ対象に移る関手 関手の定義では各対象が異なることは言っていないので、関手の例としてこのようなものも考えられるつまり、が関手によって同じ対象に移るパターンもあり得る 順序関係間の関手 テキストには無いが、こういうのも関手圏 対象:集合 射:包含関係 圏 対象:自然数 射:大小関係圏の集合の要素数を圏に対応させればこれは関手となる 22ページ 忘却関手は圏論の言葉で定義できる? テキストには忘却関手は「非公式な用語で、正確な定義はない」とある なぜなら、忘却関手は対象の構造まで見て初めて定義できるから 圏論は対象と射の関係を中心に見る分野であり、対象そのものの構造は意識しない なので対象の構造を意識して初めて定義できる忘却関手は、圏論の言葉だけだと定義はできない